
みらいのくつろぎを共創する―みらい会議―
- 2025年3月13日
- 多様なニーズへの対応品質とお客様
コメダは、時代が移り変わってもお客様が心からくつろげる場所であり続けるために、お客様相談室やファンコミュニティ「さんかく屋根の下」、NPO法人などを通じて、さまざまな方の「お声」を大切にしてきました。
次世代を担う学生のみなさんからも意見を伺いたい――。そんな声が上がって始まったのが、「みらい会議」です。
学生のみなさんが今何に関心があり、みらいをどう見ているのか。実際に対話をし、意見を伺うことで、新たな視点、新たな価値を生み出す取り組みです。
今回「みらい会議」に集まったのは、中学2年生から高校3年生までの学生さんたち22人です。建設部門からの課題は「地域に根差したコメダ珈琲店の内装」。首都圏の駅近くにもしコメダ珈琲店を出すなら、というテーマのもと、その地域ならではの”くつろぎ”を考え、発表していただきました。
優秀賞に選ばれたチーム「つくるびの森」のコンセプトは「その街の旬をいつでも楽しめるお店」。街に住む人が何気なく見ている四季折々の景色の美しさを、お店に詰め込んだ自信作です。
チームの考える「その街の良さ」を余すところなく盛り込んだ宝箱のような作品は、一押しポイントも三者三様です。
――お店の中に水が流れているところが気に入っています。水が流れているお店ってめっちゃ素敵だなと思って。
――春をコンセプトのカフェとか1コンセプトのカフェって結構あると思うんですけど、なかなか1つが合わさったお店っていうのは見たことが無かったので、ワクワク感があります。
――アーチの窓と枯山水が気に入っています。自分が行ったコメダはさんかくの屋根が多いイメージで店内はアーチ状の屋根がいいなぁって思っていたし、枯山水は心を落ち着かせてくれるので、地域とコメダにぴったりはまったと思います。
建設部講評
「学生らしい夢のあるお店が目を惹いた。統一感を大切にするあまり地域の有名なものをひとつに絞ることが多い中、その街の良さを多角的に魅せていくアイデアはとても新鮮。もし将来、受賞作の駅にコメダ珈琲店を作るときにはぜひ実現したい。」
当日はこのほかにも、さまざまなご提案をいただきました。なかでも、学生は荷物が多いので、ソファの中に荷物が入れられるようにしたいというご意見には、「そんなニーズがあることを知れてよかった。すぐにでも広げていきたい」と社員が前のめりになる場面もありました。
コメダのくつろぎもまた、時代とともに進化していかなければなりません。私たちは今後も、「みらいプロジェクト」を通して若い世代の方の意見を取り入れながら、末永く「心にもっとくつろぎを」感じていただける企業を目指します。