
笑顔が笑顔を生む体験に、名古屋市立矢田小学校で「おもてなし」を学ぶ出張授業を実施
- 2026年9月30日
- 地域コミュニティとの共生くつろぎをともに創る
7月13日、コメダは名古屋市立矢田小学校の6年生71名を対象に出張授業を実施しました。
矢田小学校では、子どもたちが社会や地域とのつながりを考え、自分たちにできることを探究する学習に取り組んでいます。
今回の授業では、名古屋の喫茶文化やコメダが大切にする「おもてなし」「くつろぎ」をテーマに講義や体験を実施。今回の出張授業を通して学んだ内容は、子どもたちにとって、これからの探究活動で自分たちにできることを考えるきっかけになります。

授業の前半では、名古屋の喫茶文化や喫茶店の役割について紹介しました。
名古屋の喫茶店では、モーニングサービスや豆菓子の提供など、お客様に喜んでもらいたいという思いから生まれたさまざまな「おもてなし」が受け継がれています。その背景には、人と人とのつながりを大切にする地域文化があります。
子どもたちは、なぜ名古屋に喫茶店が多いのか、なぜモーニングサービスが生まれたのか、クイズを交えながら楽しく学び、喫茶店は単に飲食をする場所ではなく、人々がくつろぎ、笑顔になれる場所として地域に根付いてきたことを知りました。
また、喫茶文化の背景にある「お客様に喜んでもらいたい」という思いが、コメダ珈琲店でどのようなおもてなしにつながっているのかも紹介しました。その一つが、笑顔です。
コメダ珈琲店では、お客様に気持ちよく過ごしていただくために、スタッフが「スマイル体操」に取り組んでいます。当日は店舗スタッフとともに子どもたちも体験し、笑顔で人を迎える準備を行いました。
授業では、笑顔は単に表情をつくるためのものではなく、目の前の人に「来てよかった」「また来たい」と感じてもらうためのおもてなしの第一歩であることを伝えました。
相手に喜んでもらいたいという思い、その積み重ねが地域をより居心地のよい場所にしていく。子どもたちは、コメダが大切にしている考え方に触れました。

講義が終わると、接客体験の時間です。家庭科室にはコメダのソファやテーブルが並び、子どもたちは店員役とお客様役の両方を体験しました。
店員役の子どもたちは実際の店舗と同じように注文を伺い、ドリンクやモーニングを提供し、お見送りや次のお客様を迎えるための準備まで交代で体験します。

「いらっしゃいませ!」
「ご注文をお伺いします」
「ごゆっくりどうぞ」
「ありがとうございました!」
大きな声で「いらっしゃいませ!」と元気よくあいさつする子どももいれば、一方で、少し照れた様子を見せる子も。声をかけてみると、「友達がお客様って、なんか変な感じ」とはにかみながら話してくれました。
一方、お客様役の子どもたちは、ローブパンと小倉あん、ドリンクを実際に試食しました。
店員役の友達から提供されたモーニングを味わいながら、子どもたちは笑顔の「おもてなし」を体感します。体験が進むにつれて、店員役の子どもたちの緊張も少しずつほぐれ、笑顔で注文を伺い、商品を提供する姿が見られるようになりました。
「自分が笑顔で接客したら、相手も笑顔になってくれた!」
スタッフ役を体験した子どもからは、そんな声も聞こえてきました。
店員側とお客様側の両方を体験したことで、おもてなしを届ける喜びと受け取るうれしさ、その両方を感じてもらうことができ、子どもたちは相手を思いやる行動が周囲の笑顔につながることを実感した様子でした。
今回の出張授業で伝えたかったのは、おもてなしやくつろぎはお店だけのものではないということです。
家族や友人、クラスメイトなど、身近な人が気持ちよく過ごせるために自分たちにできることは何か。相手の立場に立って考えることや、笑顔で接すること、思いやりを持って行動するといった「おもてなし」の心は日々の暮らしの中にも生かすことができます。
子どもたちは、喫茶文化やコメダの取り組みについて学ぶだけでなく、「自分たちのまわりにくつろぎを広げるにはどうしたらよいか」という視点で考えを深めました。今回の学びが、学校や家庭、地域での新たな行動につながっていくことを願っています。
コメダはこれからも、地域文化の継承と次世代を担う子どもたちの学びにつながる活動を通じて、「おもてなし」と「くつろぎ」の輪を広げてまいります。