
パート・アルバイト募集ポスター制作秘話
- 2025年4月1日
- 人財の確保と成長を支える環境整備人と働きがい
コメダ珈琲店やおかげ庵に飾られている、このポスターを見たことはありますか。

笑顔と真剣な表情が印象的なコメダ珈琲店の採用ポスターを制作したのは、コメダ珈琲店が名城大学女子駅伝部のスポンサーとして応援を始めた5年前から、試合会場に足を運び、ずっと彼女たちを見続けてきた、広報担当の白野です。
「好き」を、がんばる。
この印象的な言葉に込められた想いと、そのことばを表現するひとりのアスリートへの想いを訊きました。
―― 作ろう、と決まったのはいつ頃ですか?
白野
毎年、応援の想いを込めて店舗ポスターを作っていたんです。愛知県内の店舗と、大会のある仙台と富士山で貼り出していたんですが、2023年12月の富士山駅伝のときに、監督と一緒に雑談をしていたなかで、学生アルバイト募集の話が出て。
―― コメダのお店は学生アルバイトさんも多いですもんね。
白野
そうなんです。実は、コメダのアルバイトをするとどんな良いことがあるのか、条件面以外の良さをもっと発信したいと思っていたんです。アルバイトをしようとしている学生さんと、同世代で頑張って好きなことに打ち込んでいる名城大学女子駅伝部のみなさんの姿をリンクさせることで、コメダのアルバイトも同じように好きなことを頑張れる環境があるんだというメッセージを伝えたいなと思って。
―― 好きなことを頑張れる場所のがコメダだと。
白野
頑張るともっと好きになる、というのもあると思っています。
―― 山田さんにお願いしたのは何か理由があるんですか?
白野
2023年には、一年生ながら選ばれて走っているんです。でもそれだけじゃなくて、笑顔がとっても素敵だったんです。応援しているときや友達と喋っているときの表情と、真剣に走っているときの表情の対比がすごく良くて。

―― どちらの表情も、とっても素敵ですもんね。
白野
好きなことをやっているからこそ、真剣な顔もできるし、笑顔にもなれる。「好き」を頑張ることの楽しさを表情が語ってくれていると思います。
―― 撮影のエピソードなどありますか。
白野
走っている写真と、店舗での写真と、どちらも1日で撮ったんです。グラウンドの際には、朝の5時とかから朝日に照らされた彼女を撮りたくて、早朝から行きました。彼女たちにとっては練習開始する時間帯なので。今からやるぞ、という凛とした表情が撮りたくて。練習に向かう真剣さがとても素敵でしょう。

―― 素敵です。緊張していませんでした?
白野
最初は緊張していたのですが、だんだん慣れてきて。撮影の合間にも他の部員がどんどん練習しに来るので、次第に練習ならではの素敵な表情を見せてくださるようになりました。
―― 店舗の撮影はどうですか。
白野
グラウンドで撮ったその足で本店に向かい、2階で撮りました。はじめは緊張していらっしゃいました。メイクさんが入ったりも初めてですし、アルバイトもしたことがなかったそうなので。でも、やっぱり笑顔がとっても素敵で。「好き」が伝わる良い表情をもらえました。

―― 出来上がりのポスターについて、ご本人や名城大学駅伝部の反応はいかがですか?
白野
ご両親がご覧になったそうで、「この店員さん誰!?」と訊かれたそうです笑。真剣な表情も、明るい笑顔も、「好き」にあふれていますよね。ほんとうに山田さんにお願いして良かったです。
―― コピーについてもお聞きしたいのですが、これは白野さんが考えたんですか。
白野
ライターさんと一緒に考えました。いろいろと「好き」について考えて、ひねった表現も出てきたのですが、最終的には「好き」がストレートに伝わる表現にしたくて。
―― 太字で大きく、力強いメッセージが伝わったと思います。最後に、コメダで働こうとしているみなさんに一言あれば。
白野
「好き」をひたむきに頑張ることは、とっても楽しいことだと思っています。コメダのお店で、頑張ることを全力で楽しんでみてほしいです。
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いかがでしたでしょうか。『「好き」を、がんばる。』このポスターには、アルバイトを通して好きなことを目いっぱい頑張る楽しさを感じてほしい、という想いが込められていました。
コメダではこれからも、アルバイトスタッフさんの「好き」を応援していきます。