
コメダのサステナビリティ
私たちは、“コメダのQSC”を基準に13のマテリアリティ(重要課題)を特定しました。くつろぎを提供し続けるためにマテリアリティを解決することで、持続可能な社会の実現を目指します。
私たちは、“コメダのQSC”を基準に13のマテリアリティ(重要課題)を特定しました。くつろぎを提供し続けるためにマテリアリティを解決することで、持続可能な社会の実現を目指します。
飲食店運営には欠かせないQSC。これは、「Quality:商品の品質」、「Service:接客サービス」、「Cleanliness:店内の清潔さ」を意味しています。コメダのお店では、お客さまに“心にもっとくつろぎを”感じていただきたいという想いから、このQSCを進化させ“コメダのQSC”と名づけ、「Q:もっといいもの」 、 「 S:もっといいこと」 、 「 C:もっといいところ」と定めました。コメダのサステナビリティ活動は、この3つのテーマを軸にさまざまな取り組みを行っています。
多様なニーズに対応しながら、みんなが笑顔になるおいしいものを追求します。
すべてにおいて安全・安心を追求し、お客様の信頼に応えます。
生産者の想いと笑顔をお客様までお届けする、持続可能なインフラ整備に取り組みます。
コメダでは接客サービスを磨いています。すべては大切なお客様の“くつろぎ”のために。
“くつろぎ”を支える人財確保と人財の活性化で、働く私たちの笑顔があふれるお店を目指します。
取引先の皆様、そして地域の方々と一緒に持続可能な社会の実現を目指します。
くつろぎの空間を磨き上げ、世界中に“くつろぐ、いちばんいいところ”を広げていきます。
社会課題の解決など新たな付加価値のある新業態に挑戦していきます。
未来の子どもたちの笑顔のために、環境課題の解決に取り組みます。
コメダでは、全社横断的にサステナビリティ活動を推進するため、代表取締役が委員長を務める「サステナビリティ委員会」を設置しています。
この委員会は、代表取締役直轄の会議体と位置づけ、事務局であるサステナビリティ推進室が各事業本部と連携して、サステナビリティ活動に関する目標設定や進捗状況のモニタリング、達成内容の評価等を行うことで、さまざまな施策を継続的に実施しています。
マテリアリティとは、さまざまな社会課題の中から、企業が事業への影響度が高い課題と、解決を社会から期待される課題を総合的に判断し、優先的に取り組むと決めた「重要課題」のことです。コメダでは、“コメダQSC”の3つのテーマと、国際的なガイドラインを判断基準とし、13の課題をマテリアリティとして特定しました。
コメダでは2020年3月に13のマテリアリティを特定しました。
特定したマテリアリティは、中長期視点で事業戦略上のリスクや機会となるもので、事業活動を進める上で基軸となるものです。今後もサステナビリティ活動を推進し、経済の発展と社会課題の解決に、事業活動を通して貢献していきます。
GRIスタンダードやISO26000、SASBなどの国際的なガイドライン、SDGs(持続可能な開発目標)、国連グローバル・コンパクト、FTSEやSustainalyticsなど、国際的なSRI/ESG評価機関からの調査項目を参考に、検討すべき34の課題を抽出。
サステナビリティ推進室を中心とした「サステナビリティ委員会」と、外部アドバイザーで抽出した課題に関する社会軸(社会の関心・期待・要請)と事業軸(事業への影響度)の評価を実施。マテリアリティ・マトリックスの案を作成。
経営層と「サステナビリティ委員会」メンバー、および外部アドバイザーが、2度に渡る検討会を実施し、マテリアリティの特定ならびに、その妥当性を確認。
サステナビリティ委員会および、取締役会における協議を経て、13のマテリアリティを最終決定。社会環境の変化に柔軟に対応し、また、ステークホルダーの声を反映させ、情報開示の透明性を向上するべく、定期的な見直しを実施。
コメダは特定した13のマテリアリティについて、 「Q:もっといいもの」「S:もっといいこと」「C:もっといいところ」の3つのテーマを軸に、事業活動を通じてさまざまな取り組みを推進しています。
13のマテリアリティ | コメダの取り組み | 対象のQSC | |
---|---|---|---|
M1 | 商品・サービスの安全・安心の追求 | 商品・サービスのすべてにおいて、お客様の安全・安心を徹底し、お客様との信頼関係を構築します。 | |
M2 | 多様な消費者ニーズへの対応 | 商品・サービス・設備のすべてにおいて、多様化するお客様のニーズに可能な限りお応えします。 | |
M3 | 心と体の健康への貢献 | あらゆる商品・サービス・設備で「くつろぎの空間」を実現し、お客様の心と体の健康に貢献します。 | |
M4 | 労働安全衛生の向上 | 従業員が常に安全衛生的に従事できる職場環境を整備し、信頼関係の構築と安定操業を目指します。 | |
M5 | 廃棄物削減と資源循環の推進 | プラスチックだけでなく、食品ロスなどの廃棄削減と、リサイクル推進と再生素材の活用を推進、3Rを徹底します。 | |
M6 | 人財の確保と成長を支える環境整備 | 「おもてなし」を支える人財の確保と成長できる環境を整備して、人財豊富な持続可能な企業を目指します。 | |
M7 | 多様な人財の活性化 | 多様化するニーズにお応えするために、多様な人財の活性化は不可欠と考え、ダイバーシティ経営を推進します。 | |
M8 | コミュニティへの参画と投資 | 地域貢献を通じて、地域に密着した店舗を目指します。また、新店舗を核に、地域活性化に貢献するコミュニティ形成を行います。 | |
M9 | 良好な雇用関係と適正な労働条件 | エンゲージメントを高めることを目的に、従業員満足度を向上させる人事制度と社風を構築します。 | |
M10 | 気候変動への対応 | 気候変動抑止への貢献はもちろん、将来回避できない気候変動を予測した対応策を講じていきます。 | |
M11 | サプライチェーンにおける環境と社会への配慮 | コメダだけでなく、加盟店、取引先などサプライチェーン全体でサステナビリティ活動を推進します。 | |
M12 | 差別とハラスメントの撲滅 | コメダ従業員、加盟店従業員を起因とする社内・社外への差別とハラスメントを撲滅します。 | |
M13 | 持続可能な消費に関する教育と啓発 | コメダのサステナビリティ活動を軸に、内部・外部の双方に向けて、サステナビリティに対する教育と啓発を行います。 |
コメダは、すべてのステークホルダーから信頼される企業であり続けるために、コメダに対する要請や期待を的確に把握し、それらに応えていくことが重要だと考えています。
コメダは、ステークホルダーとの対話を重ねながら、ご意見やご要望を企業活動に反映させています。
ステークホルダー | おもな対話方法 |
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お客様 |
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フランチャイズ 加盟店 |
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従業員 |
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取引先 |
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株主・投資家 |
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地域社会 |
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NPO・NGO |
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