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大学生と創る「ジェリコ堂」のコミュニケーション

2024年秋、コメダに新たなブランドが仲間入りしました。その名も『ジェリコ堂』。コメダ珈琲店の人気商品「ジェリコ」を中心としたスタンド喫茶です。キラキラした5種類のジェリーにドリンクやフラッペを気分に合わせてカスタムでき、手軽にリフレッシュできるのが魅力です。その組み合わせは何と1000通り以上にもなります。

2025年4月に愛知県の中心街である栄地区に日本初のジェリコ堂がオープンしました。若い世代と新しいものが集まるこの土地で、ジェリコ堂をもっとたくさんの方に知ってもらうにはどうしたら良いか。若い世代の声を集めるべく、コメダがスポンサーを務める女子駅伝部がある名城大学の学生のみなさんに、アイデアをいただいてきました。アイデアをくださったのは、名城大学山岡ゼミのみなさんです。

まず、オープン前日、レセプションにたくさんの学生が集まり、実際にジェリコ堂を体験いただきました。

そして、プレゼンテーションコンテストとして、各学生が「短期マーケティング施策」「長期マーケティング施策」を企画し、資料化。2度のフィードバックを経て、優秀賞10組の発表会と、全部門通してのグランプリが決定しました。

 

グランプリは、春日井さんの中長期施策「月夜のジェリコ堂」

夜のジェリコ堂で、非日常空間としての夜カフェを楽しむ施策です。

LEDキャンドルライトを設置し、やわらかな灯りの中でゆったりとした時間を楽しめます。カフェだけでなく、月ごとにテーマに合わせたイベントを行うことで一般的な夜カフェとの差別化を図ります。

受賞された春日井さんからは、

「第一回のフィードバックのときから面白いと言っていただけて。第二回のときにはあまりブラッシュアップできなかったんですが、今回は気合を入れて作ってきました。認められて嬉しいです」

準グランプリは、市原さんの中長期施策「#ジェリコタグ」。

ストロータグに自分の注文したジェリコレシピを書き込み、つけたまま撮影できる企画です。

カスタムがたくさんあるからこそ、どの一杯を選んだか忘れてしまうことも。自分が決めた一杯を書きとめておくことができれば、それは思い出の一部になります。さらにストロータグの形なので、写真を撮るときにも一緒に映せて、そのままSNS上でオススメレシピとして使えます。

受賞された市原さんは、

「最初はカードにしていたのですが、使いやすさなどフィードバックをいただいて。こういった施策自体他で見つけられなかったので効果測定ができていないのですが、選ばれてうれしいです」

 

そのほかにも、お子様連れをターゲットにした企画や、いっそランダム性を楽しむ企画など、さまざまな観点から素敵な案がたくさんありました。

審査を担当したマーケティング本部長は挨拶にて「皆さん、真剣に考えてくださりありがとうございます。特に受賞されたお二人は、お店に何度も足を運んでいただきながら、プランをブラッシュアップしていただいたと思います。お店は生き物なので、『今』のジェリコ堂を感じていただけているのがとてもうれしいです。」

また、ジェリコ堂を運営するコメダコマースの社長からは「また、選べる楽しさが喜んでもらえるだけでなく、迷う方への配慮を必要とするのだなという視点をいただいたと思います。すぐにでも案を実行に移していきたいです。」

二人とも素敵な案に刺激を受けたようです。

ジェリコ堂は、選べる楽しさと、手軽に持ち運べる「くつろぎ」をカタチにしたブランドです。これからも、お客様の声を取り入れながら「心にもっとくつろぎを」一緒に作っていきます。