
コーヒー産地の女性を応援するプロジェクトがスタートしています!
- 2022年7月26日
- くつろぎの持続化投票!!
昨年実施した、『くつろぎの持続化投票』で、お客様からの共感を一番多く集めた「女性の活躍のため」の応援プロジェクトが4月よりスタートしています!
『くつろぎの持続化投票』とは、昨年の9月26日(くつろぎの日)から実施していた、「おいしいコーヒーをいつまでも」をテーマとした投票企画。コーヒー生産地にまつわる課題を解決するための3つのプロジェクトの中から、お客様の共感を一番多く集めたものを実行するというもの。その投票で一番多く票を集めたのが、コーヒー農園で働く「女性の活躍のため」の応援プロジェクトでした。コーヒー農園を保有している、または管理する女性を対象に農業経営に必要なマネジメントスキル獲得のための教育プログラムを提供し、コーヒー栽培において、女性がもっと活躍できるよう支援をしています!
■こちらはある日の講義の様子
Olam の施設にて、品質コントロールの授業を実施。ここでは、どのような要因がコーヒーの品質に大きな影響をもたらすか、またそれらがどのように価格に反映されるか、そしてそれをどのように改善できるのかということを様々なコーヒー豆を見ながら確認しています。さらに実践的にコーヒーの分類を各自で実施しました。
サンプルを用いて、豆の大きさの違い、潰れ・欠け・カビなどの欠点豆の有無などによる分類を体験。最終的にカッピング(コーヒーの風味や味を評価する手法)によってそれらがどのようにコーヒーの風味に影響するかを学習しました。
この講義を通して、参加者の女性農家たちが普段接しているコーヒー豆にどのような特徴があるのかを知ってもらいました。コーヒー豆の品質をあげることで、収入の増加につながること、そのために出来ることは何かを再認識してもらう機会にもなりました。
そのほかにも、ブラジルで生産されたコーヒー豆が、どのように世界に販売・流通され、最終的に消費者のもとに届けられるか、などコーヒー産業全体を俯瞰して理解する講義なども行われています。自分たちが経営や管理をしているコーヒー農園が世界に対して大きな価値を生み出していることを理解することで、市場の動向などの情報に注目するようになっているそうです。
講義が全て終わると、今度は農園でレクチャーを受けるフィールドワークとなります。今後の取り組みもこちらのサイトでご紹介していきますので、ぜひご覧ください!