
コロンビアコーヒー農園レポート➁
- 2018年11月25日
- 環境
コーヒー農園が多数存在するコロンビアを訪れた株式会社コメダのコーヒー豆調達責任者・阿部さん。農園や精選所を見学した後、今回は生産農家の子ども達が通う学校を訪ねます。
訪れたのはコーヒー農園に隣接する学校です。ここには、小学生から高校生まで、幅広い年齢の生徒が通っています。しかし、コーヒー農園は密集しておらず、山間部のいろいろなところに点在するため、近隣だけでなく遠方から通う生徒も。中には、山道を片道2時間かけて歩いて通う子もいるんだそう!
コロンビアの子どもたち、果たしてどんな子たちなんでしょう?
「知らない日本人がきた!」好奇心旺盛な子どもたちの笑顔
車が学校へ到着。私たちが学校の敷地に入ると、恐る恐る近づいてきた彼ら。「もしかして怖がられてる?」と思いきや、カメラを向けると元気な笑顔が咲きました。とてもフレンドリーに迎えてくれます。
もしかすると、彼らにとって初めての日本人だったのかもしれませんね。とても好奇心旺盛で、人懐っこい笑顔に迎えられました。
みんなにスペイン語で挨拶。「Hola!(オラ!:こんにちは)」
ワァ~ッ!と私たちの周りに集まってくれた子どもたち。こちらから質問をすれば、我先にと挙手が。みんなとても積極的。あっという間に打ち解けました。
後ろの方には、ちょっとクールな高学年の生徒たちの姿も。「もしかして、シラける?」と思いきや、こちらが質問を投げかければ、素直にちゃんと答えてくれます。とってもフレンドリーな国民性であることが分かりますね。楽しいコミュニケーションが生まれそうです。
すると小学生低学年くらいの子ども達が、阿部さんの周りに集結。
何かと思えば、阿部さんが着ているポンチョに興味津々でした。ポンポンを触って、キャッキャと楽しそうに遊ぶ子どもたち。「日本人なのにポンチョが似合うな〜」なんて感心されているのかも!?
どの学年の子も、カメラを向ければ笑顔で応えてくれます。コロンビアは、日本国内でもコーヒーの一大産地として広く認知されていますが、「家族が栽培したコーヒー豆が、日本で美味しく飲まれていることは知ってる?」と質問してみました。すると、「知ってる!」と答える子ども達がほとんど。
「日本ってどんな国か知ってる?」と聞くとほとんど「知らな〜い」とのお答えが。あらら (笑)。
お互いの国のことはよくわかっていなくても、コーヒーではしっかりつながっている。こうした良い関係を、未来永劫ずっと築いていけると良いですね!