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コメダの森

コメダのお店のゆったりくつろげる秘密は、視界に入る木の割合に隠されています。
そのくつろぎのもととなる「木」をこれからも大切にするために、三重県の企業の森プロジェクトに参画しています。

三重県菰野町で活動中

2017年に、三重県の菰野町に6ha(図の黄色部分)の森を借り受け、保全活動を始めました。現在は森の整備が進み、2022年から第2次計画として借り受ける土地を28ha(図の赤色部分)に広げ、さらなる保全活動を行っています。NPO法人「森林の風」さんの助けを借りながら、月1回、コメダ社員が現地で保全活動を行っています。

「コメダの森」
保全活動

整備前

整備前

整備前は道もなく、薄暗い森が広がります。木が生い茂ると十分な日光が木に当たらず、大きく育たない木や、道をふさいだりする木が生えていたりします。

伐採する木の選別

伐採する木の選別

森の整備は様々です。丈夫で元気な木が育ちやすいよう、今ある木を選別します。

伐採

伐採

育たなくなってしまった木、倒木の危険性のある木を伐採(間伐)していきます。

整備後

整備後

作業後の森。陽が差しこむようになり、ぐんぐん木が成長していきます。

フランチャイズオーナーや、コメダファン組織「コメダ部」のメンバーも一緒に森を保全していますぞ。森の大切さを伝えていくことも重要な活動ですぞ。

森の資源循環

整備の際に伐採した木は、土に返すだけでなく、資源として利活用しています。たとえば、コメダ珈琲店 本店の壁やテーブルに使われている木材は、コメダの森の木から作られています。

サイクル

資源として利用していくことで、植える→育てる→使う→また植える、のサイクルを作り出し、未来に向けて森が活用されることが大切です。

「コメダの森」の木を使用

「コメダの森」の木を使用

本店では、産地が分かるよう「コメダの森」と書かれた木のチップを貼り付けています。

間伐材を利用したグッズ制作

間伐材を利用したグッズ制作

森の保全活動を知っていただくため、福袋に間伐材で作られたマグネットを封入しました。

森林は、雪崩などの災害を防ぐだけでなく、CO2を吸収し蓄積することで、温暖化を抑止しています。たとえば適切に手入れされた36年~40年生スギの人工林では、1haあたり302tものCO2を蓄え、年間8.8tのCO2を新たに吸収することが分かっています(林野庁HP)。コメダの森では、NPO法人「森林の風」さんの協力のもと吸収量を計測し、整備により現在までにCO2を42t蓄積していることが分かりました。

2023年林野庁パートナー認証へ

2023年
林野庁パートナー認証へ

2023年、コメダの森の活動が林野庁に認められ、パートナー認証を受けました。また、その際、コメダの森では年間4tのCO2吸収がされていることが認証されました。