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みんなといっしょにかなえてゆきたいこと、いっぱい、いっぱい。

くつろぎをつくる人と、未来の働く人が出会う場所

名城大学経営学部・橋場ゼミのみなさんによる発表会が行われました。テーマは「コメダ珈琲店の採用ホームページの改善」です。


大きなきっかけは、2024年度に、学生のみなさんからインターンシップへの意見を伺ったことです。耳にした“採用ページを改修するらしい”という社内の動きを、自分たちの学びにつなげようとする前向きな姿勢。その一言が、この一年の取り組みを育ててくれました。

今回対象となったのは、アルバイト採用、社員採用、2種類のホームページです。4チームそれぞれが独自の視点で課題を発見し、改善提案としてまとめあげた内容を、コンペ形式で発表しました。

あるチームは、アルバイト・パート向けページの“情報密度”に着目。「必要な情報にたどり着きにくい」という課題から、段階的に情報を整理する構成を提案しました。
別のチームは本部社員向けページを取り上げ、「働く姿が想像しにくい」という率直な声から、社員の声や求める人物像を丁寧に伝える案を示しました。

面白いのは、彼らの提案が“学生らしさ”だけではなく、“働く人としての等身大の視点”を含んでいたことです。普段どの端末で求人を見るのか。どの順番で情報を探すのか。どんな言葉が安心感につながるのか。生活のなかで積み重ねてきた小さな習慣や感覚が、発表の随所にちりばめられていました。


コメダの担当者はスクリーンと学生の表情を交互に見つめながら、その言葉を丁寧に受け取っていました。


意見交換では、コメダの人事担当者からの質問が飛びます。
「どんな情報があると、“くつろぎを提供したい人”が応募してくれると思いますか?」
「スタッフの姿が見えると応募したくなるんです。人の想いが伝わることが大切だと思います。」
コメダの温かみに共感して働く人の言葉は、学生のアルバイトへのモチベーションになること。共感が共感を呼ぶ仕組みに、思わず担当者も唸ります。
また、「時給が上がる基準や時期が分かると安心できる」という声もありました。

働くうえでの“見えない不安”をどう減らすか。これは、外食産業全体が向き合っている大きなテーマです。学生の言葉は、その原点をまっすぐに示してくれました。
最優秀賞に選ばれたのは、本部社員向けページを改善した「ちいかわ」チーム。


求める人物像を整理し、採用ページが“価値観を伝える場”としてどう機能するかを紐解いた点が高く評価されました。

発表後、担当者は「学生のみなさんの視点が本当に新鮮でした」と話していました。外から見たコメダの魅力や、働くときに生まれる不安を聞いたことで、採用の入り口でもコメダらしい“くつろぎ”を感じてもらうことが、共感につながり、応募という次の一歩を後押しするのだとあらためて気づかされました。

学生のみなさんの視点は、私たちに新しい価値をもたらしてくれます。くつろぎをつくる人を支えるために、その入り口でできること。これからもさまざまなご意見をいただきながら、ひとつひとつ進めていきます。