
インターンを通してコメダを知ってもらうために――みらい会議――
- 2025年7月28日
- 多様な人財の活性化, 人財の確保と成長を支える環境整備品質とお客様
コメダは、時代が移り変わってもお客様が心からくつろげる場所であり続けるために、お客様相談室やファンコミュニティ「さんかく屋根の下」、NPO法人などを通じて、さまざまな方の「お声」を大切にしてきました。
次世代を担う学生のみなさんからも意見を伺いたい――。そんな声が上がって始まったのが、「みらい会議」です。
学生のみなさんが今何に関心があり、みらいをどう見ているのか。実際に対話をし、意見を伺うことで、新たな視点、新たな価値を生み出す取り組みです。
今回「みらい会議」に集まったのは、中学2年生から高校3年生までの学生さんたち31人です。人事部門からの課題は「学生が参加したくなるコメダのインターンプログラムとその集客方法」。コメダのインターンシップを通して、学生の皆さんにコメダの理念やこだわり、社員の想いを知っていただき、働くイメージを深めてもらうには、どういったプログラムを行い、どう集客するのが良いかを考えていただきました。
優秀賞に選ばれたチーム1のコンセプトは「工場製造職の魅力訴求」。どんな気持ちが込められていたんでしょうか。
「花形って呼ばれるのは、商品開発とかだと思うんです。そういうところに人が集まるのは、クリエイティブだとか、いろんな人と共同作業ができるとか理由があるから、それを訴求しようと思っていたんです。でも、商品開発目当てのインターンシップってありきたりだなっていうフィードバックをもらって、方向転換したんです。
そのときも、初めはクリエイティブだとかの魅力を工場に当てはめようとしていたんです。でも、工場は違う職業だから、クリエイティブやオリジナリティとか、そういうのを無理やり当てはめるのは違うなと思って」
「店舗には店舗、工場には工場の良さがあるはず。店舗では、出来上がった商品がお客様に届くまでを最前線で見ることができる。工場なら、ここから始まるんだ、こここそがコメダの土台なんだという誇り。それを感じてもらうには、どうしたら良いかと考えたんです。」
「ちゃんとシロノワールができてお客様に喜んでもらうまでを見せることで、全部がつながっていて、その土台に工場があるんだということを体験してもらえるかなと思って。」
「工場見学にはしたくなかったんです。工場見学じゃなくて、最後の、商品が届くところまで見届けるのが大事だって伝えたかったんです」
優勝を目指して団結していたというチーム1の皆さん。途中で案を180度変えた中で、チームワークで仕事をするからこそ、どの役割も重要だという本質に気づいた、と、受賞時には感無量の様子でした。
人事部長評「皆さん初めてあった人たちも一緒になってチームを組んで、コメダのブランド価値について考えて、調査をしていただいて、本当にありがとうございました。
優勝チームには、インターンを組みにくい工場について、素敵なストーリーにしてもらいました。工場製造職について、イメージが変わればいいなと思っています。」
他にも、インターンシップの様々な案が発表されました。なかでも、未来のくつろぎデザイナー、コメダ―シャルなど、集客のためのキャッチ―なコピーがたくさん出てきて、人事部長がこんな案社員からは出てこないよとぼやく場面もありました。
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インターンシップは、次世代を担う学生の皆さんが、コメダ珈琲店の内部に触れる初めてのチャンスです。コメダで働く未来が輝かしいものになるための第一歩を、実りある体験にすべく、今後も様々な意見を取り入れながら進めていきます。