KOMEDA COMES TRUE.

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一杯のコーヒーに素敵なストーリーを込められたら・・。そんな想いから「くつろぎのコーヒー豆安定調達活動」がスタート。三菱商事株式会社 生活産業グループ Olam事業部長 北川淳一 氏、コメダ代表の臼井による対談の後半は、「コーヒーがつくるくつろぎの時間と空間」についてです。
写真左:三菱商事株式会社 生活産業グループOlam事業部長 北川 淳一 氏 写真右:株式会社コメダ 臼井 興胤

それぞれの「くつろぎのコーヒータイム」とは

北川 : 臼井さんにとっての「くつろぎ」とは何ですか?

臼井 : 私の考える「くつろぎ」は、毎日の暮らしの中で乱れてしまった感情を「素」の状態に戻すことですね。

北川 : なるほど。そこにコーヒーがあるとよりいっそうくつろげますね。

臼井 : そうですね。カフェイン、ポリフェノール、クロロゲン酸など、成分効用的なこともいろいろとありますけど、コーヒーには、何か惹きつけられる奥の深さみたいなものがないですか?

北川 : ええ、僕もコーヒーは大好きなので、その気持ちが良くわかります。不思議と魅力のある飲み物ですね。マグネットのように惹きつけられて、コーヒータイムという時間と空間を提供できる食品は他には見当たりません。くつろぎたいなーという時にはやっぱりコーヒーがしっくりくるんです!

臼井 : 北川さんはどんな時にコーヒーを楽しむんですか?

北川 : 私はまず朝起きたら目覚めのコーヒーを一杯飲みます。そのあと会社で一杯、ランチの後にもう一杯。私にとってコーヒーは仕事のパートナーでもあるんです。何か新しいことを発想したり、深〜く考え込んだりするときには必要不可欠なので、コーヒーがないと落ち着かないんです。臼井さんはどうですか?

臼井 : 私たちは毎朝7時半に役員が集まり、コメダのコーヒーを必ず皆で飲むんです。その時間で大事な打ち合わせや、人事が決まったりするんですが・・・、ただ単に雑談するときの方が多いかもしれません(笑)。何気ないコーヒータイムから大事な話が始まることってよくあるんですよね。

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お店は舞台装置。主役はお客様。

臼井 : コメダはお客様からコーヒーという商品の対価としてお金をいただいているのかというと、それは大間違い。お客様に提供したいと願い続けているのは、「くつろぎの時間と空間」を味わってもらいたいということです。コーヒーやコメダのお店はあくまでも舞台装置で、主役であるお客様にどれだけ「くつろいで」いただけるかが大切なんです。そして、この舞台装置に魂を入れるのがコメダの接客サービスで、とても重要な役割です。

北川 : なるほど。私がコメダ珈琲店を好きな理由は、一番くつろげる場所だからです。

臼井 : それは嬉しい!ありがとうございます。

北川 : 私は出張が多いのですが、日本のどの地域のコメダに行っても、間違いなくくつろげます。まるで自分の家のリビングにいる感覚です。仕事柄、お店のチェックをよくしてしまうんですが、コメダさんのくつろぎは、お店を装飾している木の色合いとか、テーブルの高さなんかもきっと細かく計算されているんだろうなぁ、なんて思いながらくつろいでいます。

臼井 : そういう風におっしゃっていただけると嬉しいですね!店舗は、山小屋のような作りにしているんですが、店内を見渡した時に木材が目に入る割合、これを木視率というんです。「目」の目視率ではなく、「木」の木視率。この木視率が40%を越えると、人はよりリラックスできるそうです。よりくつろいでいただくために、実は心理的な効果も考えて設計しているんです。

北川 : やっぱり!木視率かぁ…、そんな秘密があったんですね。
私は一人でふらっとコメダに行くだけではなく、じっくりと深く考え事をする時にも利用させてもらっています。そういう方は結構いらっしゃると思うんですよ。ひと休みするとき、一人じっくり思考を巡らせるとき、コーヒーやコメダのお店という舞台装置が作り出している“くつろぎ”って、とても素晴らしいと思います。

臼井 : コメダの空間で、コーヒーを飲みながらひと休みする時間。私たちが提供しているのはコレなんです。

北川 : 最近は、カーシェアを始め、様々なシェアサービスが流行っていますよね?個人の間でも物を売買するフリマアプリなんかも流行しています。もしかすると「常に新しいものが大量に作られ、販売されたものを保有する」、という従来型の経済活動は、今後は見直されていくのかもしれません。コメダさんは「くつろぎの時間とくつろぎの空間を共有する」という切り口でビジネスを展開されている。つまり、コメダのお店って、「自宅のリビングをシェアする」ということになりますよね?

臼井 : おっしゃる通りです。元来、私たち日本人は農耕民族。農業って一人でやるものではないですから、みんなで集まる場所を求めるDNAがあるんだと思います。おそらく、日本人って、自分の家も好きだけど外でみんなと居られる場所があるとホッとするんだと思います。

北川 : 「人生100年時代」なんて言われていますが、これからAIやIoTを活用した様々な技術がどんどん進化していくと人間の寿命は間違いなく伸びます。60歳の定年まで働いても、まだ40年。結構長いですよね。そうすると、今までよりもっとコミュニティで仲間たちとリアルに触れ合う場所が必要になる。その場所がコメダさんなのかもしれませんね。

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マニュアルが全てじゃない〜お客様に寄り添ったサービスを

北川 : コメダさんはいつも居心地の良い「くつろぐ」サービスを提供してくれます。

臼井 : ありがとうございます。そういっていただけると嬉しいです。コメダは、「スゴい!こんなことまでしてくれるの!?」というサービスを大切にしているんです。例えば、ある店舗での出来事ですが、お帰りになる際に急な雨で傘を持っていないお客様がいらっしゃったんです。その時、お店のスタッフが駐車場の車まで傘をさしてお客様をお送りしました。そのお客様には本当に喜んでいただけたそうです。

北川 : まさに「こんなことまでしてくれるの!?」ですね!

臼井 : コメダには、一応マニュアルはありますが、それが全てではありません。きっちりとマニュアル通りに動かないことで、マニュアル以上の良いサービスが生まれてくると思うんです。お客様は何を求めているのか、こんなことしたら嬉しいだろうな、という想像を巡らせる。お客様がハッピーならば、何もしないことが良いサービスになることもあります。お節介なサービスは不要です。でも、一方で、「こんなことまで!?」という心からのサービスが嬉しいお客様もいらっしゃると思うんですよ。このように、一人ひとりのお客様を見極めていくこと。お客様との距離感を大切にすれば自然と良いサービスは生まれてきます。

北川 : それがコメダさんのサービスの原点なんですね。

臼井 : いつも通り、有田焼きのカップに美味しいコーヒーを注いで、いつもの笑顔でお客様にお出しする。私たちコメダにとって、もっとも大切な舞台装置は、もちろん、コーヒーです。コメダ珈琲店ですからね。お客様のコーヒーを美味しく飲んでいただくという体験を、美味しさだけでなく、あらゆる面で磨き続けていく。そのためにもコーヒーとともにサービスも追求することが必要だと考えています。

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一杯のコーヒーに込められたストーリーを感じて欲しい

臼井 : 今回の「くつろぎのコーヒー豆安定調達活動」を始めるにあたって、コーヒーにストーリーを込めたいと思っていたんです。そのストーリーを頭の片隅の方で思い浮かべることで、コーヒーの美味しさが変わってきたりすると楽しいと思っています。

北川 : コメダでコーヒーを飲んで自宅に帰る道すがら、「今日、私が飲んだコーヒーで世界が1ミリくらい、よくなったかも…」「誰かを笑顔にすることができたかも・・・」と、頭の片隅で感じることができるといいですね。

臼井 : それ最高ですね!現代人って体よりも心にフラストレーションを抱えてしまっているのではないでしょうか?昔は体を動かして、体力的な疲れから出る「やれやれ…」でしたが、今の時代、心の疲れから出る「やれやれ…」です。「やれやれ、また上司に怒られちゃったよ…」とかね(笑)。そんな方々に、コメダでくつろいでいただいて、いつもの「素」の自分に戻っていただければと思っています。そして、一杯のコーヒーに込められたストーリーを感じていただき、お客様の“心にもっとくつろぎを”ご提供したいと思っています。

北川 : コメダで飲むいつもの一杯のコーヒーが、1ミリくらい地球をよくすることにつながっているんだ!と感じていただける方が、一人でも増えるといいですよね。コメダさんの“心にもっとくつろぎを”プロジェクトが、ずーっと続いて欲しいです!

臼井 : もちろん持続させていきますよ!コメダ社内の方針発表会でもサステナブルな取り組みについて発表しました。あっ、そうそう、社内にサステナブルな活動を推進するための新設部署として「“くつろぎ”推進室」も立ち上げたんです。

北川 : 「“くつろぎ”推進室」ですか!コメダさん以外には考えにくいネーミングですね(笑)。期待しちゃいますね。

臼井 : ぜひご期待ください!