KOMEDA COMES TRUE.

普段私たちが飲んでいるコーヒーは、豆によって味が様々。コーヒー豆はどんなところで作られているのでしょうか。
コーヒー好きながらも、豆の生産地について全く無知な新米カメラマン・南方(みなかた)さんが、コロンビアへ取材に訪れました。今回は、南方さんによるコロンビアの「農園地域について」レポートをお届けします!

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▲標高の高いアンデス山脈でコーヒー豆が栽培されています

上質なコーヒー豆は、標高が高く、朝晩の寒暖差がはっきりとしている地域で栽培されるそうです。コロンビアは国の大半を2つの山脈が占めるコーヒー栽培に適した土地です。コーヒー農園に行くには、幾重にもなる山道を越えて行かなければなりません。

今回訪れた4つの農園は、最も近い空港からオフロード車でなんと3時間以上かかる道のりでした。さらに写真のように舗装をしていない車道は当たり前で、それどころか、穴ぼこだらけの砂利道を日本ではありえないほどの速度で走行します。頭を車のヘッドレストにガンガンぶつけながら進みました。3時間以上の長い移動なので、撮った写真を車内で確認できるかな〜と思っていたけど、揺れでそれどころではなかったです。凸凹道を超えたと思ったら、舗装されているといえどカーブの多い山道。車酔いしそうで、写真の確認なんてできたものではありませんでした。

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▲舗装をしていない車道

コロンビアの首都ボゴタは、標高2,600m。富士山の6〜7号目と同じくらいの場所にあります。
初めて訪れると高山病になってしまう人も少なくないそう。酸素缶を用意している方もいるそうですよ。
私は山登り経験もあり、富士山にも登頂したこともあって体力には自信がありましたが、到着2日目の朝には頭痛に悩まされました。そんなにわか経験なんて、ここでは通用しなかったです(笑)。

コーヒー農園の様子

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コーヒー農園が広がる地域での主な交通手段は車とバイク。荒地や急な勾配がある土地が多いので、SUVやトラックがほとんどでした。

バイクは、写真のようなオフロード仕様の小型のもの。都市部に住む人はスポーツタイプのバイクを乗る人も多いそうですが、ここの道路事情ではオフロードバイクではないと走行するのは難しいですね。

また、コロンビアではフルフェイスのヘルメット着用が法律で義務付けられているそうです。それほど走行中の揺れや粉塵が激しいのですね……。

訪れたコーヒー農園にはもれなく犬、猫、鶏が飼われていました。

ペットのような存在ではなく、鳥や害獣の被害を防ぐために飼われているのでしょう。犬や猫も、人間は食べ物を与えてくれるパートナーのように捉えているみたいに感じました。基本的には放し飼いで、首輪をつけている様子もありません。広い敷地内を自由に動き回っています。

コーヒー農園で働いている人だけでなく、コロンビアの方々の起床は平均朝5時!とても早いことに驚きました。それも、鶏の鳴き声とともに朝を迎える文化が根付いているからかもしれませんね。

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▲朝早くから元気に働いているコーヒー農園の方々

寒暖差が鍵!ここでコーヒー豆が作られる

上質なコーヒー豆は、朝晩の寒暖差が激しい山地でこそよく育つそう。そのため、必然的に斜面にコーヒーの木を植える必要があります。

私は今回、4つのコーヒー農園を訪れましたが、そのうちのひとつは特に急な斜面でコーヒー豆を栽培していました。

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▲日本の棚田のように等間隔に植えられたコーヒーの木々

見た目は日本の棚田のよう。等間隔に植えられ、立派に育ったコーヒーの木々を山の斜面のあちこちに見ることができました。斜面で足を踏み外すと転げ落ちてしまうような場所なので、コーヒーの実を収穫する時にはヒヤヒヤしそう!と思ったのが、強く印象に残っています。でも、その分足腰は丈夫になりそう(笑)。

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▲コーヒー豆を手にし、豆の状態について説明してくれた農園の方

プロのコーヒーテイスティングは驚きの技術

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▲従業員のカッピングの様子
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▲すべての作業においてプロの技術がひかります。

コーヒー豆の精選所ではコーヒーの品質と味を確かめる「カッピング」を行いました。カップにそれぞれ違う豆を入れ、豆の香り・お湯を注いだ後の香りやお湯と混ぜた時の香り、味を確かめます。でも、僕にとってはそれぞれの違いなんてほとんどなく、見た目で悪い点なんて全く見つかりません。しかも、味の違いと言ってもとても微々たるものです。もともと納品の時点で一定基準を満たしているからなのだなと感じます。

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特に印象的だったのが、研究員さんの集中力がすごい!ということ。1日に何杯も何杯もカッピングするので、スピードと精度が求められます。

カッピングは、コーヒーをスプーンにすくって勢いよく口の中に吸い入れ、口全体に行き渡らせながら味を確認します。研究員さんは、強力な吸い込みで、まるで飛行機のトイレが吸引するときみたいな音?!かなり驚きました。プロですね。

コメダのサステナブルな取り組みによって、使用するコーヒー豆の生産が技術指導などにより、効率的に上質なコーヒー豆を作ることが可能になれば、よりコロンビアのコーヒー農家の生活が豊かになるだろう、そう感じたコロンビア滞在でした。

今回は、南方さんによるコロンビアの「農園地域について」レポートをお届けしました! 次回は「街並みについて」お送りします。お楽しみに!